森と街に暮らす

春から秋は長野、冬は東京の二拠点生活。主に自然、食べ物、日々の暮らしのことなど。

森で買い物をするとき


よく、田舎は車社会だという。それは本当だ。

私の住むところからは、駅まで徒歩1時間、循環バスは1日6便(1回600円)、天気が良ければ徒歩とシェアサイクルで1時間。そこから中心都市?にいくには電車で30分かかる。

 

私は車を持っていない。
したがって、何か欲しいなと思っても、気軽に買いに行けない環境にある。

解決方法の一つは、通販。ただ部屋ではネットが通じないので、欲しいなと思ってもすぐ検索はできない。欲しいものを思いついた時は「欲しいものリスト」を手帳に残しておく。欲しいという気持ちは、メモに書くことで一旦収まるようで、休み時間に検索しようと思ってリストを見ると、今はいらないかなと思うものが半分以上ある。

 

また、なかなか出かけないからこそ、ふらっと寄った場所で素敵なものに出会うことへの喜びもある。先日はこの土地の工房で作られたレンガ色の小さな手持ちカバンを買った。

お店の雰囲気もとても好みで、30分ほどの滞在だったがそこにいるだけで癒されるような、そんな素敵なお店だった。そのかばんを使うたびに幸せな気持ちになる。そのお店でのくつろいだ気持ちを思い出す。そういう体験を含めて買ってよかったなと思う。

 

 

f:id:mori_neko:20200801131509j:plain