森と街に暮らす

春から秋は長野、冬は東京の二拠点生活。主に自然、食べ物、日々の暮らしのことなど。

秋の気配がする

昨日あたりから、急に涼しくなった。秋の気配は、先週位から感じていていたので、ついにという感じがした。日中気温は高いが、もうお盆のころのような暑さはない。カンカンカン、カン、と屋根にしいの実が落ちる音がする。緑色の若い栗が落ちている。すすき…

かまどごはん

かまどで炊いたご飯を食べた。あの旨味はなんだろう。「かまどで炊くごはんの味」としかいいようのない味がする。ほのかな甘みがあり、おかずなしでも箸がすすむ。薪で火をおこし、薪の量で火力を調整するのは、もはや特別な技術のように感じる。かまどで調…

日照時間と果物

今年はあんずが出回らなかった。 例年7月になるとよく見かけるが、今年は梅雨が長く、雨も特に多かったせいか、全く見なかった。8月に入って、ワッサーやネクタリン、桃などの果物が出てきたが、心なしか例年より甘さが控えめな気がする。 日照時間が果物の…

梅仕事のこと

梅を収穫し、梅干しやシロップや梅酒などの保存食をつくる一連の作業を梅仕事という。瓶を消毒して、梅を洗って、へそをとって砂糖と一緒につけておくと、梅シロップができる。今年は図らずも東京滞在が長くなり、梅仕事の季節を東京で過ごした。 梅仕事を始…